”[令和6年度]JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2024”に行ってきました。

[令和6年度]JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2024について

全国から約300の自治体が参加している日本最大級のイベントです。
移住や地域おこしについて直接相談や話を聞くことができます。
実際に移住された方が窓口におり、生活環境や仕事面についてもアドバイスを頂けます。

開催期間:12月7日(土)~ 8日(日)
開催場所:東京ビッグサイト 東7ホール

4地域のブースを訪れました。※2地域を抜粋します。

かつらお(葛尾村)

福島県双葉郡に位置する葛尾村のブースを訪れましたのでご紹介します。
テレビ番組「DASH村」で、葛尾村の荒れ地を田んぼに変える取り組みが放送されたことがありましたね。

村のパンフレットによると、葛尾村は福島県双葉郡にある人口約1,298人(うち実際に居住しているのは約489人)の村です。
東日本大震災後に特別避難区域に指定され、現在でも全住民が戻ったわけではないとのことです。

気候と特徴

気候は、夏は涼しく過ごしやすく、冬には1~2回程度の降雪があり、積雪は20cmほどになるそうです。
豊かな自然に恵まれ、地域のコミュニティ活動も盛んです。

仕事と移住の状況

お話を伺ったところ、仕事は農業が中心です。農業以外も仕事に人手が不足しており、移住者の就職先には困らないとのことでした。また、テレワークをされている移住者もいるそうです。

住宅事情と支援制度

移住者向けの戸建て住宅16棟が間もなく完成予定で、移住希望者への支援も充実しています。
具体的には、移住支援金や、空き家を購入した場合の修繕費補助金などが利用できるとのことです。

ブースの印象

ブースの窓口で対応してくださった方も関東から移住された方で、葛尾村の魅力について熱心に語ってくださいました。
移住体験住宅もあり、予約は来年の3月まで埋まっているとのことでした。移住希望者の関心の高さがうかがえます。

感想

他の地域と比べても移住支援が充実していると感じました。
自然の中での生活を考えている方にとって、とても魅力的な場所ではないでしょうか。
機会があれば、ぜひ一度訪れてみたいと思います。

釧路

北海道関連のブースを歩いていると、釧路市のパンフレットをいただきました。
その名も「くしろ長期滞在ガイド」。
移住ではなく、長期滞在の内容で、とても興味を惹かれました。

気候と特徴

釧路の7月から9月の日中平均気温は約21°C。
真夏でも30°Cを超える日はほとんどなく、エアコンの必要がない涼しい気候だそうです。
さらに、スギやヒノキが自生していないため、花粉症の心配もありません。
しかし、冬の気温は、12月から2月にかけて日中の平均気温がマイナス、最低気温は-10°Cになることもあるようです。
自然豊かな環境に加え、地域のコミュニティ活動も活発で、長期滞在者向けの支援も整っています。


長期滞在住宅

釧路には多くの長期滞在者が訪れているとのことでした。
パンフレットには豊富な滞在先の情報が掲載されていました。
また、長期滞在者には「くしろステイメンバーズカード」が発行され、市内の一部施設を釧路市民と同じ条件で利用できるという特典もあります。新しいスタイルの滞在を支援する仕組みが整っていると感じました。

感想

パンフレットを配布していたブースでは先客が話し込んでいたため、ブース前で立ち話をしました。
釧路の長期滞在という選択肢は、移住や二拠点生活に比べて気軽に利用できるのが魅力です。
実際に滞在して気に入った場合には、移住を選択することも検討できるのではと感じました。
釧路にはまだ行ったことがないので、ぜひ夏に訪れてみたいと思います。

JOIN 移住・交流&地域おこしフェアに参加して

今年も「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア」に参加しました。昨年に続き、2回目の参加となります。
会場には多くの人が訪れ、都会を離れた生活を求める方々の関心の高さが感じられました。

都会でサラリーマンをしていると、持ち家がある場合などは移住を考えても実現が難しいと考えることが多いと思います。
一般的には、子どもが独立し、定年を迎え、住宅ローンの支払いが終わったタイミングで移住を検討するケースが多いと考えていました。または、リモートワークが可能な職場に勤めている人が移住を実現しやすいのだろうと思っていました。

しかし、実際にフェアに参加してみると、意外にも若い世代の移住者が増えていることに驚きました。
新しいライフスタイルを求める人々が増えていることを実感し、移住がより多様な選択肢になっているのだと感じました。