IO-DATA WN-7T94XRをダブルルータとして設定します

はじめに

カブアンド光に切り替えようとした際、同時に10GBの光回線への変更を考えていたので、それに対応したWi-Fi 7ルーターをいくつか検討していました。できれば10GbEの有線LANポートがあるものが理想的でしたが、高価なので断念しました。検討した機器の中で、IO-DATAのWN-7T94XRには2.5GBの有線LANポートが3つあり、私のパソコンも2.5GBの有線LANに対応しています。条件的に無線と有線LANの両方をアップグレードできるため、この機種に決めました。しかし、カブアンド光の10GBへの切り替えは、1GBから1GBへの変更よりも日数がかかるため、旧プロバイダの解約料が発生しない期間を過ぎてしまい、結局1GBのままにしています。併せて、自宅内部のインフラ強化をのため、IO-DATA 2.5G 5ポートスイッチングハブ(ETQG-ESH05)も購入しています。

ダブルルーターを使用する理由は、セキュリティの強化とネットワークの分離を目的としています。理論上は速度が低下する可能性がありますが、速度計測サイトでもほとんど差はなく、個人的にも遅延を感じないため、問題のない範囲だと考えています。Wifiルータはネットワーク分離のため3台利用してます。現在、記事にしていたER-605は利用していません。

WN-7T94XRをダブルルータに設定します

※ HGW(RX-600MI)の後に、「WN-7T94XR」をダブルルータで接続する設定です。

WN-7T94XRのファームウエアをダウンロードしておきます。
「Step.3」で使用します。

IO-DATAのダウンロードサイトから事前に取得しておきます。
2025/3/28現在 最新は、Ver.1.2.5(2024/10/01)です。

WN-7T94XRへの最初のログイン
  • 基本的な設定はパソコンとPCの2台で設定します。
     ※ ご自身の環境で設定して下さい。
  • 「WN-7T94XR」背面のスイッチを「AUTO」にします。
  • 「WN-7T94XR」の「LANポート」と「パソコン」をUTPケーブルで接続します。
    ・WN-7T94XRは、デフォルトは「192.168.0.1」なので、パソコンは「192.168.0.2」とします。
  • 「WN-7T94XR」の電源を入れ5分位待ちます。
  • ブラウザーに「192.168.0.1」と入力して「WN-7T94XR」に接続します。
    ・デフォルトの「ログインID」と「パスワード」は本体に記載されています。
  • ログイン完了です。
システム設定
  • 左側メニューから「システム設定」を選択します。
  • ログインIDとパスワードを変更します。
    「パスワード設定」タブを選択します。
    ・ユーザ名     : 新しいユーザ名を入力します。
    ・現在のパスワード : 現在のパスワードを入力します。
    ・新しいパスワード : 新しいパスワードを入力します
    ・パスワード再入力 : 新しいパスワードを再入力します。
    「設定」ボタンクリックで完了です。
  • 「時刻の設定」タブを選択します。
    ・「ntp.nict.jp」を選択。
    「設定」ボタンクリックで完了です。
  • 「ファームウエア」タブを選択します。
    ・「ファイル選択」ボタンをクリックします。
     事前にダウンロードしたファイルを選択し「更新」ボタンをクリックで更新します。
    ・「リモートメンテナンス機能」下記のどちらかを選択してください。
     ● 有効 にすると、ファームウエアの更新も自動でおこなってくれます。
     ● 無効 にして「設定」ボタンをクリックします。※ ヤモリは手動で更新しますのでこちらを選択しました。
  • システム設定は完了です。
「インターネット手動」の設定
 ダブルルータの設定となります。
  • WAN側のアドレス設定とIPv6機能設定です。
  • 左側メニューから、「インターネット手動」を選択します
  • 「● IPアドレス固定設定」を選択します。
     ・IPアドレス       : 例 192.168.1.2 # HGWのLAN側ネットワークアドレスを設定します。
     ・サブネットマスク    : 255.255.255.0
     ・デフォルトゲートウエイ : HGW(192.168.1.1)のアドレス
     ・DNSサーバ1       : HGW(192.168.1.1)のアドレス
     ・DNSサーバ2       : Googleなどのアドレス(なくても良い)
     ・IPv6機能        : 「● DHCPv6-PD」を選択します。 #IPv6もネットワークを分離します。
  • 「設定」ボタンをクリックします。90秒ほどで設定が完了します。
  • WAN側の設定は完了です。
無線設定 内臓アンテナ6本(2.4GHz×2、5GHz×2、6GHz×2)
  • 各帯域アンテナが2本あるので、それぞれSSIDを2つ有効にします。
    ・2.4GHz設定  SSID1、SSID4 WPA2/WPA3パーソナル(AES) SSID通知 : 無効
    ・5GHz設定  SSID2、SSID5 WPA2/WPA3パーソナル(AES) SSID通知 : 無効
    ・6GHz設定  SSID3、SSID6 WPA3パーソナル(AES) SSID通知 : 無効
     ※ SSID通知を無効していますので、Wifiはステルスになっています。
     ※ SSIDはwifi登録時に検索のしやすい名前をつけています。
  • 「WPS」タブ
    ・使わないのでチェックを外しています。
     □ 有効
  • 「詳細設定」タブ
    ・Guest SSIDセパレート(無線LANと有線LAN間の通信遮断)
     ● 有効 ※ 今後、無効にするかもしれません。
    ・Multi-Link Operation
     2.4GHz+5GHzを選択しています。
    ・それ以外は特に変更はしていません。
セキュリティ
  • 「パススルー」タブ
    LAN配下の端末から外部の 下記VPN サーバーに接続しません。
    ・PPTP パススルー ● 無効
    ・IPSec パススルー ● 無効
    ※ ご利用環境で設定してください。
  • 「DoS/SPI」タブ
    デフォルトの設定です。
    ・DoS攻撃防御 ● 有効
    ・SPI      ● 有効

あとがき

最後にステータスをみます。
「DHCPv6-PD」を有効にすると、「IPv6 アドレス (グローバル)」が変わっていることが確認できます。
・「インターネットの設定」の「IPv6 アドレス (グローバル)」のアドレス
・「LANの設定」の「IPv6 アドレス (グローバル)」のアドレス
プロバイダーがHGWに割り当てたアドレスから生成されるのでしょうね。
今のところ、1か月ですが、割り当てが変更されていません。

ひかりが1GbEなので、有線もWifiが速くなった感じがありません。
Wifiが有線並みに速くなるのではと期待しましたが、変化はありません。
Wifi6E対応機器はたくさんあるのですが、Wifi7は1台しかありません。

今後、LAN配下にSynology NASを新たに構築する予定です。
構築に伴い、設定の変更などあれば、追記したいと考えています。