はじめに
Kabu&ひかりのXPass(DS-Lite)への切替に伴い、Synology NASのFirewallを設定しました。OpenVPNを利用しているので、ホームゲートウェイ<RX-600MI>のIPv6パケットフィルター(IPoE)の設定を変更しています。この機会にパケットフィルタの設定を見直すことにしました。
ホームゲートウェイ(RX600-MI)は、「user」でのログインで、「Admin」(管理者権限)でのログインはできません。userでは、(管理者権限)の設定を確認する事はできません。NTT側で必要な設定はされていると思います。当然、「user」の設定より優先度が高いと考えます。
ホームゲートウェイ<RX-600MI>ログインします
ログイン(通常の設定)
Webブラウザに「http://ntt.setup/」または、「192.168.1.1」と入力します。
ログイン画面がホップアップで表示されます。
※ IPアドレスを変更されている場合は、変更したIPアドレスを入力してください。
「ユーザ名」(user)と「パスワード」を入力してログインします。
※初回ログインの場合は、 パスワードの設定画面表示されます。
(工場出荷時は192.168.1.1)
IPv6パケットフィルタ(IPoE)を設定します。
前提条件
Synology NAS(DS223j)でOpenVPN利用を前提に設定しています。
IPv6パケットフィルタ(IPoE)設定
- 左側メニューの「詳細設定」から「IPv6パケットフィルター設定(IPoE)」を選択します。
「IPv6パケットフィルター設定(IPoE)」画面が開きます。 - 【IPv6セキュリィティのレベル】を設定します。
IPv6ファイアウォール機能 : ● 有効
IPv6セキュリティのレベル : 高度
※ 標準と高度がありますが、高度にしましょう。
NTT網内で折り返す通信は必要ないので、高度にします。 - 【 IPv6パケットフィルタ設定(IPoE)】を設定します。
※ OpenVPNが利用する1194ポートのUDPを両方向に許可します。
エントリ番号 : 1
フィルタ種別 : 許可
通信方向 : 両方向
プロトコル : UDP
TCPフラグ : 指定しない
送信元IPv6 : * (送信元IPv6は固定していませんが、固定IP契約されてる方は固定可能です)
宛先IPv6 : NASのIPv6アドレス/128(プレフィックス長は128でNASに固定しています)
送信元ポート : * (固定していません)
宛先ポート : 1194 (変更できます)
ICMPv6タイプ : *
ICMPv6コード : * - 【 IPv6パケットフィルタ設定(IPoE)】を設定します。
※ IPoE側からLANへの通信要求を拒否します。(デフォルトは拒否?と思いますが、念のため設定しています)
2 拒否 IPoE->LAN TCP * * * * * * *
3 拒否 IPoE->LAN UDP * * * * * * *
※ 宛先ポート137-139、445のTCP通信を両方向拒否します。
4 拒否 両方向 TCP * * * * 137-139 * *
5 拒否 両方向 TCP * * * * 445 * *
※ 宛先ポート137-139、445のUDP通信を両方向拒否します。
6 拒否 両方向 UDP * * * * 137-139 * *
7 拒否 両方向 UDP * * * * 445 * *
※ 送信元ポート137-139、445のTCP通信を両方向拒否します。
8 拒否 両方向 TCP * * * 137-139 * * *
9 拒否 両方向 TCP * * * 445 * * *
※ 送信元ポート137-139、445のUDP通信を両方向拒否します。
10 拒否 両方向 TCP * * * 137-139 * * *
11 拒否 両方向 TCP * * * 445 * * * - 以上です。
IPv4のフィルターも追加しました。
「配信済事業者ソフトウエア一覧」画面にログインします。
URL:192.168.1.1:8888/t (RX600-MIのアドレス)
① 表示された画面の「Xpass」を選択
② 「user」名と「パスワード」を入力します。
③ 左側メニューから「IPv4パケットフィルタ設定」を選択します。
④ パケットフィルタエントリにデフォルトの設定が13個あります。
⑤ 右下に「エントリの追加」ボタンを選択します。
⑥ 14個目の設定ができます。
・種別 : 「拒否」を選択
・送信元IP : 「any」を入力
・宛先IP : 「any」を入力
・プロトコル : 「any」を選択
・送信元ポート: 入力できません
・宛先ポート : 入力できません
・方向 : 「in」を選択
⑦ 「更新」ボタンを選択
以上です。
※ 通常のログイン画面にも「IPv6パケットフィルタ」がありましたのでこちらにも追加しました。
デフォルトの設定は、どちらも同じでした。とりあえず、両方とも同じ設定にしました。
あとがき
RX-600MIの設定は、配信業者の通信方式よって、「配信済事業者ソフトウエア一覧」が変更されるようですね?
通常の設定画面でも、IPv4パケットフィルター設定があります。おそらく「配信済事業者ソフトウエア一覧」の設定が有効だと考えるのだが、念のため、両方に設定しました。しばらく、こちらの設定で利用し問題がないか確認します。
懸念としては、OpenVPN用のフィルターに問題はありそうです。NASのIPv6アドレス固定設定ですが、キャリアのプレフィックスの割り当てが変更されたらNASのIPv6アドレスも変更され利用ができなくなります。ここも、固定でなくanyにすればよいのかも知れません。