<ZAO>蔵王温泉スキーと蔵王エコーライン雪の壁ウォーク(2025年4月)

蔵王温泉で存分に楽しみます

初日はスキーをせず、老舗旅館にチェックインした後、温泉を存分に楽しみました。宿泊した旅館には3つの源泉があるようです。私は硫黄泉が好きなので、硫黄泉の露天風呂を何度も利用しました。露天風呂は温度が高めで長時間入るのは難しいですが、そのぶん何度も入浴しました。身体がほんのり赤くなるのが心地良いですね。露天風呂は桶風呂になっており、静かな雰囲気が心を落ち着けてくれました。温泉の後は旅館での食事を楽しみましたが、とても豪華でした。山形の食材を使った会席料理で、一品一品が素晴らしく、食前酒からデザートまで12品も提供されました。水もとても美味しかったです。建物は築100年以上の歴史を感じる和風旅館で、エレベーターはありません。部屋はとても広く、和室が2部屋あり、合わせて30畳近くあるのではないかと思うほど広々としていました。

蔵王温泉スキー場で初のスノーハイク

ブルーモリスのスノーハイクってご存じですか?本当はテレマークスキーをしたかったのですが、予算がなくて諦めました。登山靴や長靴でも滑れるということで、スノーハイクを購入しました。スノーハイクにはステップソールとスキンソールの2種類がありますが、下りでスピードが出るステップソールを選びました。滑り始めると、エッジが全く効かず(うまく効かせられず)、横滑りがひどくて転倒しまくりです。初めてスキーをした時を思い出します。踵が固定されていないこともあって、体重を板にうまく乗せられていないのでしょうね。ボーゲンすらうまくできません。ストレスが溜まる上に、ありとあらゆる形で転倒してしまい、まるで強制ストレッチのようです。転倒するたびに腕の筋肉や普段使わない筋肉を使って起き上がるので、翌日は全身が筋肉痛になってしまいました!でも、ゲレンデの緩やかな坂道は、うろこソールで登れます。

蔵王エコーライン「雪の壁ウォーク」

スキーを終えた後、山形の蔵王温泉スキー場から宮城県蔵王町の遠刈田温泉にある宿に移動しました。部屋には露天風呂が付いていて、食事前、食後、そして朝と3回入浴を楽しみました。夕食は旅館の料理ではなく、近くの焼肉屋さんで山形牛を堪能しました。そして朝、蔵王エコーラインの「雪の壁ウォーク」バス乗り場に向かいます。2025年の蔵王雪の壁ウォークは、4月6日から4月10日までの5日間、バスの運行が予定されています。この期間中はバス以外での立ち入りが禁止されています。今回利用するバスは、遠刈田温泉の宿泊者と地元住民向けのバスを予約したものです。エコーラインの全面開通は4月下旬頃の予定だそうで、開通後は自家用車でも通行が可能になります。ガイドさんの話によると、今年は例年より雪が多く、作業が大変だったそうです。私が訪れたのは4月8日で、天気が良く視界も良好でした。前日はガスがかかって視界がほとんどなく、気温も-6度で、参加者の感想は「寒かった」とのことでした。そういえば、前日はスキー場でも雪が降っていました。大黒天の駐車場から片道1kmの道を歩き、雪の壁や周辺の蔵王連峰の山々、樹氷などを眺めながらウォーキングを楽しみました。迫力があり、とても貴重な体験ができました。途中にこけし館にバスがよりました。ガイドさんによると、雪の壁ウォークができる場所は全国に10か所くらいあるそうで、やはり雪の壁が最も高いのは立山のようですね。「雪の壁ウォーク」の後は、旅館近くのピザ屋さんでピザをいただきました。とても美味しかったです。

あとがき

蔵王温泉の温泉がとても気に入りました。公衆浴場も3か所くらいあるようですし、日帰り入浴ができる施設もたくさんあります。蔵王温泉スキー場は、5月6日まで営業予定だそうです(ただし、積雪があればとのことでした)。月山も気になっているスキー場です。冬場は積雪が多くて営業しておらず、4月11日にスキー場がオープンするそうです。4月から7月下旬までスキーが楽しめるそうなので、月山にもぜひ行ってみたいです。時間があれば、山寺に行きたかったのですが、今回は見送りました。